
よく聞く「体験入店」って???
求人なんかをすでに探している人は、特にそうかもしれませんね。でも、キャバ嬢になったことがない女の子にとっては、「体験入店ってナニ???」ってなるはず。
ということで、ここでは、体験入店についてとことん説明していきましょう!
高校生とか大学生を経験した女の子だと、高校や大学へ願書を出す前に学校見学とかに行った経験があるのでは?
学校によっては、部活動の見学とか学食でご飯を食べてみたりとか、そういう体験をさせてくれるところもありますよね。
そうやって「この学校に通ってみたい!」と思ったところに願書を出して試験を受けて、合格したら入学するわけですけど、この学校見学に近い感覚を持っているのが「体験入店」と呼ばれるやつです。
キャバクラ店で正式に働く前に見学がてら働いてみることができるお試しシステム。
実際に働いてみることができるので、そういう意味では、ただの見学よりも充実しているシステムと言えそうです。
『体験入店』はキャバ嬢希望の子にとってメリットばかり
だって、正式に採用される前に、そのお店の雰囲気とか客層とかサービスとかスタッフとか他のキャバ嬢のことについての情報を集めることができるんですから。
もし、「ここは自分には合わないかも」と感じたら、他のキャバクラ店の体験入店に応募することもできます。
いろんなお店で体験入店をしてみて、「このお店が一番良いかな」と思ったら、そこで働けばOK。
こうやってリアルに働いて在籍するお店が決められるのって、未経験者にとっては本当に助かりますよね。
もちろん、キャバ嬢という仕事も体験しながら知っていくことが可能。
「キャバ嬢、向いてないかも…」と思うかもしれないし、「やっぱり楽しい!」と思えるかもしれません。
どちらにしても、大事な経験になることは間違いありませんよ。
業界内では体験入店を「体入」と呼ぶ事もある
もちろん同じ意味なんですけど、この略称でも覚えておくと、「“たいにゅ〜”って何??なんだか柔らかそう」なんて、おかしな勘違いをしなくて済みますよ。
体験入店するにはどうしたらいいの?
じゃあ、実際に体験入店するにはどうしたらいいのでしょう。
体入までの流れと大切なことをまとめてみます。
希望のお店をイメージしてみよう!
キャバクラの店舗って、本当にたくさんあるんです。
数店舗しかない地域に住んでるなら選択肢は限られますけど、都市部だと数え切れないほどのお店があるので、選ぶのも一苦労。
まずは、「こんなお店で働きたい!」というイメージを膨らませて、具体的に希望する条件を洗い出しておきましょう。
- 働きたいエリア
- 受け取りたい時給
- お店の雰囲気やジャンル
- 客層
- 時給以外の待遇
これらの項目をイメージして具体的に決めておくと、次の作業がしやすくなりますよ。
女の子の中には、例えば「時給は安くていいから、ノルマがなくて客層の良いお店で働きたい」という人もいるだろうし、「厳しくても構わない!ガンガン稼ぎたい!」という女の子もいるでしょう。
ここで一通り自分の希望を洗い出しておくと、お店選びもしやすくなるし、キャバ嬢になる目的も明確になるはずです。
ナイトワーク専門サイトをチェック!
働きたいと思っているキャバクラ店の大体のイメージが固まったら、いよいよ求人探しに取り掛かります。
求人探しは、ナイトワークの求人を専門的に取り扱っているサイトをチェックするといいでしょう。
とにかく楽だし、比較もしやすくなるはず。
自分の希望するエリアや条件などで求人を絞ってみてください。
各求人をチェックして、さらに上で洗い出した条件や希望を満たしているお店を厳選していきます。
最初は、「このくらいならいいかな」みたいに、条件を少し緩くしておくと選択肢がたくさん出てきて比較もやりやすくなりますよ。
気になるお店に“体入”を申し込もう!
いくつか気になる店舗が見つかったら、いよいよ体験入店を申し込みます。
求人サイトからネットを通じて体験入店に応募することができる場合もあるし、自分で電話をして申し込む場合もあります。
サイトのシステムによっても違うので、求人探しをしたサイトの仕様に従うようにしましょう。
電話対応でお店の良し悪しもチェックできますから、そうしたい場合は書かれている電話番号に直接電話して、「体験入店を申し込みたいんですけど」と言ってみてもいいかもしれません。
体入する日時を決定したら、その日時にちゃんとお店に行って、面接や簡単なお仕事内容の説明、接客の指導などを受けて、実際にお仕事体験をする、という流れになってます。
困ったことがあっても、その都度スタッフさんが対応してくれるので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。
体入に必要な持ち物はこれ!
画像引用元:https://castdebaito.jp/tainew/
体入に必要な持ち物をざっと紹介しますね。
- 身分証明書
- ドレス
- サンダルorミュール
- クラッチバックorポーチ
- ライター
- ハンカチorハンドタオル
- ボールペンなどの筆記具
- メイク道具(最低限のメイク直しに必要なもの)
- 名刺入れ
- ストッキング
- ヌーブラorストラップレスブラ
意外と多いと思ったかもしれませんけど、そこまで神経質になる必要はありません。
その理由は後ほど。
まず、キャバ嬢として働くためには、18歳以上であることを証明しなくてはいけないので、身分証明書は必須です。
顔写真付きのものであれば1つでOK。
写真が付いていないものは2つ以上が必要です。
お店で用意してくれる・借りれるものは多い
ドレスやサンダルなどは、キャバ嬢未経験者はなかなか持っていないはず。
体入の段階で購入するのも大変ですから、お店でレンタルしましょう。
なので、無理に用意して持っていく必要はありませんよ。
ポーチも貸してくれるところが多いですから、申し込みの際に尋ねてみてください。
タバコを吸っていない子はライターも持っていないだろうから、これもお店で借りればOKです。
名刺入れも、なかなか持っていないですよね。
これもお店に言えば貸してくれるか、もしくは100均でも売ってますから、体入時はそれで間に合わせても問題ありません。
そう考えると、必要なものと言っても、さほど多くないと感じるのでは?
体験入店用にお店が一通り用意してくれてますから、今は持っていなくても体入に申し込んでしまって大丈夫ですよ。
本入店までの流れ
体験入店を終えると、お店のスタッフの方とお話しすることになるでしょう。
内容は、「どうでしたか?」、「やれそうですか?」みたいなことをスタッフさんに聞かれる感じですね。
ポジティブな回答をすると、次の出勤日や時給なんかについて話してきますが、これは「あなたを採用します」のサイン。
もちろんハッキリと「あなたを採用します」と言ってくるお店もあります。
こんな感じに進んでいったら晴れて本入店、つまり、そのお店に在籍することになるわけです。
これが、体験入店から本入店までの基本的な流れ。
もし体験入店を終えてみて、「でも、本格的に働くにはちょっと不安があるなー」とか「他のお店でも体験入店してみたいなー」なんて思ったら、「もうちょっと考えてもいいですか?」などと言って、すぐに本入店するのを避けておきましょう。
ドレスなど借りたものを返して、「また改めて連絡します」と言えば、それでOKですよ。
魅力的な女の子の場合には、サクサクと話を進めて本入店させようとしてきますから、嫌な場合や考えてから結論を出したい場合には、簡単に本入店に応じないようにしてください。
ちなみに、体験入店でも働いた分のお給料はもらえるので、ちゃんと受け取ってから帰ること。
家に帰ってじっくりと考えて、もし「やっぱりやってみよう!」と思ったらお店に連絡を入れて本入店を申し出ましょう。
受け入れてもらえれば、キャバ嬢としてのキャリアのスタートです!